株式会社アドヴァンスドリーム
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マスク 和紙 3枚セット【 越前和紙マスク 】 (washimask-y)

定価¥2,980(税込)
販売価格¥1,980(税込)
在庫状態 : 在庫有り

【1500年の伝統が織り成す職人の技/越前和紙マスク】

手漉き一筋50年の職人が漉く越前和紙です。
明治6年の創業から140年以上にわたって培った伝統技術のもと、塵ひとつない美しい紙面と丹精込めた唯一無二の風合いを生み出しました。
福井県越前市(旧今立町)に、1500年以上前から伝統工芸の「越前和紙」が作られてきました。
和紙職人が1枚1枚丁寧に、煮沸ちりとり叩解紙漉き圧搾乾燥をし、仕上げた「越前和紙マスク」です。

*煮沸…原料となる楮などの白皮をアルカリ性の灰汁やソーダ灰などを加えた釜の中で煮沸。紙に必要な繊維素以外の不純物を溶かす

*ちりとり…煮沸した皮を水洗いし、溶け出した不純物を洗い流します。それでも皮に混ざる小さな塵や傷跡、芽跡は1つ1つ手作業で取り除く

*叩解…皮の繊維を柔らかくほぐすため、木槌などで叩きます。これにより引っ張りや破れに強い丈夫な紙になる

*紙漉き…漉き舟に水を張り、叩いた皮とネリ(注1)を混ぜ合わせた紙料を、簀桁ですくい上げ、適度な厚さになるまで前後にゆする

*圧搾…水分を含んだままの紙を重ねて置き、機械を使用して紙の形を損なわないようにゆっくりと圧をかけ水分を搾り取る

*乾燥…半乾きの紙を板にシワなく貼り付けて。天日もしくは乾燥室で乾燥

注1 ネリ…植物性の粘着液。主に「トロロアオイ」という植物を使用
出典…「ふ〜ぽ 越前和紙が出来上がるまで」
*主成分…楮(こうぞ)クワ科の植物、三椏(みつまた)ジンチョウゲ科の植物雁皮(がんぴ)ジンチョウゲ科の植物 麻(あさ)、黄蜀葵(とろろあおい)

【喜太郎が選ばれる3つの理由】
1. 手漉き一筋50年の職人
2. 複数の職人による安定生産
3. 直販によるお手頃な価格

【喜太郎の木版画和紙とは】
清らかな谷川に恵まれた越前では、いにしえより紙漉きの技術が発展してきました。
良質の清水によって一枚一枚漉かれた和紙は、高い品質を誇ります。
また種類も豊富なことから、越前は日本最大の和紙産地として知られています。喜太郎では、創業以来木版画用紙や装飾性の高いラベル紙などを製作しています。
昔から変わらぬ手漉きの技を守り継ぎ、塵ひとつない清冽な和紙の美しさをご提供しています。

【越前和紙の歴史】
越前和紙は、現在の福井県越前市(今立五箇)を中心につくられる和紙です。
鎌倉時代には今立の地で勢力を誇っていた大滝寺の保護を受け、室町時代には「越前奉書(えちぜんほうしょ)」を生み出しました。
以後、公家や武家の公用紙として普及し、明治時代以降は紙幣製造、京都画壇をはじめとする多くの芸術家の支持を得て日本一の和紙産地として知られるようになりました。
当社は明治5年に創業し、当時は真っ白な奉書紙を手掛けていましたが、近年では木版画用紙を中心に制作しています。
塵ひとつない美しい紙面と丈夫さ、風合いの良さに著名な版画家や版元から支持を受けています。

【オランダの画家、レンブラントも愛用か】
17世紀の画家レンブラント(1606〜1669年)の版画に越前和紙が使われた可能性があるとして、レンブラントの出身国オランダ・アムステルダムにあるレンブラントハウス美術館で展示会が開かれるなど、越前和紙が注目を浴びています。
江戸時代の長崎・出島のオランダ商館の帳簿には、雁皮を原料とする和紙の輸出記録があります。
当時の産地としては越前と摂津が主産地でした。光学顕微鏡で作品の繊維を調べてみると、越前和紙が使われている可能性が高いとされています。

【究極の木版画用紙を手掛ける、喜太郎の特徴と思い】
喜太郎では主に木版画用紙を生産しています。木版画用紙は、絵の具の発色の良さや質感、吸湿性、風合いなど、多くの要素が求められます。
この品質を守る上で特にこだわっているのが「塵選り(ちりより)」と「乾燥」の作業です。
和紙は、楮(こうぞ)や三椏(みつまた)といった木の皮から取り出した繊維でつくられますが、この繊維には「塵」と呼ばれる細かな木の皮や砂、ゴミなどが付着しています。
それを丹念に手作業で取り除いていきます。この「塵選り」が美しい紙面をつくる秘訣なのです。
また、漉いた和紙を乾かす板には銀杏(いちょう)の木を使用しています。
古くから越前地方に伝わるこの乾燥方法は、天然の銀杏を用いることで適度に水分を吸収し、やわからなか風合いをもつ和紙へと仕上がります。

【ちょっとした手間を惜しまない】
「木版画用紙は、少しでも塵が混じっているとあきません。
版をこする際に、馬連(ばれん)に傷がつくからね。だから最後は人間の手作業が欠かせないんです。
また、乾燥は他所ではステンレスの板を使うことも多いけど、やっぱり天然木にこだわりたい。
仕上がりが全然変わってくるんです。
ちょっとした手間でも惜しまんことが大切やね」と語るのは5代目山口良喜です。


数量セット